観てきましたよ

劇場版エヴァンゲリヲン：序！
土曜日の深夜1：20　池袋で観て来ました。
観終わったら描きたくなるかなと思っていたのですが、意外と描きたい病にはなりませんでした。
でもせっかくだから久しぶりにレイを。
プラグスーツ結構わすれてるなあ。
ちょっとだけデザイン変わってましたね。
いま描いてみてわかったくらいの小さな違いですけども。

内容的にはテレビ放映分とかわらないのですが、一応ネタバレよけに隠しておこう。
感想はつづきからどうぞ。

ここより感想です。
たいした感想はありませんが。
客層は、昔のファン半分若手のファン半分といったかんじにみえました。
最前列だったもんで、画面にパースついちゃって観難い事このうえなかったです。
あんなとこに席作っちゃだめだろう・・・
たってみようかとも思ったのですが、たちそびれてそのまま鑑賞。
まあ、いいんです。
なんてったって、あらすじ頭に入ってますからなあ。
「序」は、第一回からヤシマ作戦までです。
「ああ、懐かしい！」
の連発でした。
「風呂は命の洗濯よ」とか、エビチュでみえそでみえないとか、「笑えばいいと思うよ」とか、「勝ったな」「ああ」とか、「知らない天井」とか、ヤマアラシのジレンマとか、なんだろうねこれは。刷り込みなのかな、それとも実際やっぱりかっこよくつくってあるから印象深かったのかな。
そういうのひとつひとつ出てくるたびに、「くうーーっ！」って燃えました。
昔の友人に再会したみたい。
でもこれってただの感傷なのかしら。

純粋にはじめてエヴァに触れた人にとってはどうだったんだろう。
ターゲットってどっちなのかな。
じつは見に行った友人のなかに一人エヴァ初見の人がいました。
とくにアニメ好きでもないのですが、内容は把握したもよう。
親切なつくりにはなっていたよね。
作画も激しくクリーンアップされているわけではなくて、まあ逆に安心したような。
きれいだからクオリティ高いってわけじゃないもんね。
背景と使徒はかなりきれいになってたけども！
あれはあれでよい。
とくに芯東京市がごうんごうんせり上がってくるかんじとか、地下のリリスがいる部屋の入り口がぐおおおんって開くしくみとか、ヤシマ作戦のための電力ケーブルとか、いろんな部位のネジとか、マーカーとか、そういう細かい芸に目がゆきました。

あとは全体的に、血と虹がテーマだったのかな、とか。
テレビシリーズでは、使徒がやられるときにはそれほどなにかが流出したりしていなかったように思うのですが、今回は出るわ出るわ。
ジオフロント血の池地獄ですやん。
本部の色血色カラーリングじゃん。
固そうに見える使徒でさえ、最後には中身はおなじ、赤い液体ですよといわんばかりに大量の血らしきものを吹き上げて消えてゆく。
それとおなじくらい気になるのが随所にあらわれる虹。
雨のあと、使徒のオーラ（？）、解析画面のグラフィック、スタッフロール。


細かいつっこみはこのへんで。
それほどテレビシリーズ細かく記憶してるわけでもないし。
全体的には非常に親切なつくりだったと思います。
どこも裏切られなかった。
親切すぎてちょっと拍子抜けの感はありました。
でも「序」だもんな。うん。と思いながらスタッフロールを眺めながらウタダに聞きいっていると・・・
場内誰一人退出せずｗｗｗ
さすがです。
そして、ロールがすべて終わると、懐かしいあの音楽がきこえてきたあ！！
次回予告ですよ！
もちろんミサトさんの声ですよ！
みんな固唾をのんで見つめております。そうか知ってたのか？

・・・・・・！！

場内がざわっとしました。
あっというまの予告編の中に、見知らぬメガネの女の子が・・・・！！！！
いきなり？！
いきなり次から新キャラですか？！？！
後半はテレビシリーズと変えてくるとは聞いてましたが、もう？！！
いやはや。
喜んでしまいました。
エヴァはやはり、裏切ってくれなくちゃ。
振り回されたいのさ、ぼくたちは。

まあ・・・エヴァですから、あんな予告見せといて全然違う内容に仕上がってるなんてことになっても驚きませんがね。
スケジュールかつかつらしいから、予告分だけ作ってそうだしな。
あれがぜったいに次回作の映像である保障はないぜ。

次は一年後かな？
それくらいだとうれしいけど。

とりあえず。
昔のファンの感想としましては、いい意味で裏切られず、これから裏切られることに期待。
おおむね好感触です。