とても丁寧な拍手メッセージをいただいたので・・・

下のすなとらさまの絵についての私のコメントを読んで、拍手にてメッセージをいただきました。
とりあえず誤解をまねく恐れのある文をざっくり削除しました。
以下、そのお言葉を下さったかたへ、お返事不要とあったのですが、大変申し訳ないのですが私の言い訳もきいていただきたく、そしてこれからもお付き合いいただければ幸いです。

え～、オホン。
あまり暗くないトーンで読んでいただけるとうれしいなあ・・・

まずは嫌な気持ちにさせてしまったこと、ごめんなさい。
そしてここから言い訳です。


いただいたお言葉は、まったくもってそのとおりだと思います。
手数をかけてかくことは悪いことではありません。
手数をかけなくては出せない味わいもあります。
「絵にはそれぞれの良さがあり色みが違う」
そのとおりです。
そう思っておられるのなら、わたしの書いた言葉など一笑に付すこともできたでしょうに、わざわざメッセージくださったのは、「センス」という言葉にひっかかりを覚えたからではないでしょうか。

「センス」といってしまうと、もって生まれたものとか、才能に近いニュアンスで、それとはちょっと違うと思ったので最終的には「人柄」と言い換えました。
要は、あのすなとらさんの絵は手数はかかっていないようにみえるけど、人柄がにじみでて魅力的な一枚だ、と言いたかったのです。

対して、「手数が多いうまいだけの絵」、これは実は私自身の絵のことを思って言った言葉です。
一応の教育を受けましたので、立体感を出すとか、人体を描くとかそういった技術的なことはできます。
そしてそういう技術は、習えば誰でも習得できます。
そんな小手先の技術に溺れて絵を描いていないかオイコラ俺の筋肉！
すなとらさんの絵を見て、そんなことを考えさせられました。
うまいと言われるための絵ではない絵を描きたいものです。
手数をかけることは悪いことではありません。
問題は、目指す先がどこなのか、だと思います。

すなとらさんと私の絵は違います。
あなたがおっしゃっていたとおりです。
「絵にはそれぞれの良さがあり色みが違う」のです。
だから私は私の持っている小手先の技術をいい方向に活かして、私の絵を描きます。
あなたも、あなたの絵を手数をかけてお描きになればいいと思います。
センスってなんでしょうね？
いまwikiで見てきましたら、英語で五感のこと、美的感覚、だそうです。
もうね、こうして一人一人が違う人間として生きているだけで、センスなんてそれぞれに違ったものをもっているはずだと思うのですよ。持ってないひとなんていない。
でもみんなその感覚をこれでいいのかと信じたり疑ったりしながら描いているのではないでしょうか。

長くなりました。
ご拝読ありがとうございました。
だらだらと書きましたが、要は、ごめんなさい、と、もう少し分かり合えたらな、という気持ちと、こういうことを文章化する機会を下さってありがとう、です。
また気が向いたらメッセージくださいませ。
ありがとうございました！

うわー、またへんなことかいてたらどうしましょ・・・どきどっき。