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ククルス・カノルス(鳥人の一種)
むかし、カルカレ山脈の山のひとつに、巨大な古代竜が巣をかけた。
巣は、翼持つ者でも容易には近づけない、一番高い山の頂上に、すっぽりと蓋をするように作られていた。
材料は、巨木や城の塔、古代遺跡から拾ってきたらしい兵器のようなものなど雑多な細長いもの。
やがて竜の子達が巣立っていき、巣が空になると、今度は別の種族がそこに卵を産み付けるようになった。
ククルス・カノルスである。
ククルス・カノルスは外敵から卵を守るため、たどり着くのに非常に困難な場所に巣をつくる習性がある。
卵の殻が非常に脆いことと、種族間の争いで絶滅の危機に瀕した過去があるためである。
ほとんどの親鳥は、産卵場所を見つけるまでに体力を使い果たし、産卵後命を落とす。
卵はひとりでに十月十日で孵化。(卵の保温は魔法によるものか?)
ここからがこの種族の最も特徴的な行動なのだが、生まれてすぐに雛は巣から飛び立ち、子の無い家に入り込み、魔法を使って実子に成りすまして成人する。
魔法が切れることは滅多にないが、まれにかかりが悪かった場合「お前なんかうちの子じゃない」と言われたり、逆に家に入ってきたときのことを親が覚えているのか「この子は我が家にやってきた天使よ」などと言われて子がビクッとしたりする事例があるという。
現在、この竜の巣は、ククルス・カノルスの聖地として種の記憶に刻まれている。
世界中に散らばるククルス・カノルスたちが産卵時にはこの巣に戻り、そして息絶える。
ここはククルス・カノルスのゆりかごであり、墓場でもあるのだ。
なお、竜の巣には生きながらえた親鳥か、別種族か、卵守りなる者がいるとの噂もあるが、真偽は不明。
(生物学者ノルエリ『有翼種の生態』より引用)
(他人を自分の親にする魔法は、そのとき一度しか使えないが、効果は一生。子が望めばいつでも解除することができる。)
っていう。
むかし、カルカレ山脈の山のひとつに、巨大な古代竜が巣をかけた。
巣は、翼持つ者でも容易には近づけない、一番高い山の頂上に、すっぽりと蓋をするように作られていた。
材料は、巨木や城の塔、古代遺跡から拾ってきたらしい兵器のようなものなど雑多な細長いもの。
やがて竜の子達が巣立っていき、巣が空になると、今度は別の種族がそこに卵を産み付けるようになった。
ククルス・カノルスである。
ククルス・カノルスは外敵から卵を守るため、たどり着くのに非常に困難な場所に巣をつくる習性がある。
卵の殻が非常に脆いことと、種族間の争いで絶滅の危機に瀕した過去があるためである。
ほとんどの親鳥は、産卵場所を見つけるまでに体力を使い果たし、産卵後命を落とす。
卵はひとりでに十月十日で孵化。(卵の保温は魔法によるものか?)
ここからがこの種族の最も特徴的な行動なのだが、生まれてすぐに雛は巣から飛び立ち、子の無い家に入り込み、魔法を使って実子に成りすまして成人する。
魔法が切れることは滅多にないが、まれにかかりが悪かった場合「お前なんかうちの子じゃない」と言われたり、逆に家に入ってきたときのことを親が覚えているのか「この子は我が家にやってきた天使よ」などと言われて子がビクッとしたりする事例があるという。
現在、この竜の巣は、ククルス・カノルスの聖地として種の記憶に刻まれている。
世界中に散らばるククルス・カノルスたちが産卵時にはこの巣に戻り、そして息絶える。
ここはククルス・カノルスのゆりかごであり、墓場でもあるのだ。
なお、竜の巣には生きながらえた親鳥か、別種族か、卵守りなる者がいるとの噂もあるが、真偽は不明。
(生物学者ノルエリ『有翼種の生態』より引用)
(他人を自分の親にする魔法は、そのとき一度しか使えないが、効果は一生。子が望めばいつでも解除することができる。)
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