「煉獄」メイキング

今回長くなってしまったので、たたんでおきます。



1.　イメージメモ

2.　地塗り



3．　ラフ


線が見えづらいので背景色を50％に落としました。


4.　おおまかに色、明暗をつけていく


髪の毛を炎にする予定なので、コントラストがつくように髪の後ろ辺りを暗くしておく。


炎を受けて、光の輪みたいのができるんじゃないかな、とか考えて背景にオレンジの輪をいれてみた


顔のあたりを光源とする。
髪の毛の明るい部分のわきには暗い色を。その外側には背景と馴染んでいく中間色を。


オーバーレイで光っている部分、光を受ける部分に色をさしました。


結合後、ふたたびオーバーレイ。
今度はより強い色で。


5.　髪の毛




日本画の炎の表現みたいなかんじにしたいなあ。
平面的なかんじで。
ということで、鉛筆で地道に形を描いていきます。


かけました。


塗ってみました。


そうだ、選択範囲とればいいんじゃん！
と、塗ってから気づきました。


デジタルってすばらしいね。
顔にちかい部分と、その後ろ側のふたつにわけてマスクを作成。
大きい筆でふわっとぬりました。
顔に近いほうが彩度高めの色にしてあります。

　　
全体のバランスチェック　　　　　　　　　　　　　　黄色足しました。


6.　服とかいじりつつ、そろそろ細部へ



太目の筆で、体に巻いてる布的なものを適当に描きます。
色は赤系という無難なチョイス。




























アウトラインなどいれてみる。
色は赤茶。


こんなかんじになった。


全体ちぇっく。ばらんすわるい。
手元に焦げた花を描く予定だがこれではまったく目立たない。
足元がなんかすかすか。


手元に目線が集中するように、オーバーレイで赤みを加えた。


ふわーーっと上に巻き上げられる感じがほしいので、布を増やす。


足元に草はやした。


布を着色




ひらひらしてる布に色付けつつ、アウトラインは消し消し。


ばらんすちぇっく。
うーん。足元うるさいかな？あと白はないかー？


おさえてみる。あとすこしトリミングした。


手を描く。
鎖骨あたりが光ってて、手は逆光ぽいかんじにして、手のまわりに明るいアウトラインをいれる。
からだに荒い線がじゃかじゃかはいっているのは、最初のラフ線を整理せずそのまま結合してたため。


焦げた花登場。
加算レイヤーで光らせました。


平面的な処理にしようとおもってた髪の毛ですが、加算レイヤーに筆で炎を描いたらいいかんじに燃えたので、やりすぎないように注意しながら増毛。


火の粉も散らして、完成。
木が燃えてるわけじゃないから火の粉出ないんじゃ？という心の声は無視した。
最後までどう切り取るか悩む。
足元のあたり満足いってないし、いずれ引きの絵でリベンジすることを誓い、手元が見えることを優先してトリミングしてできあがりとしました。



だらだらとしたメイキングにお付き合いいただきありがとうございました。＾ｐ＾
もっと細かいところ、この部分はどうしたのか？などご質問あればどうぞお気軽に。